自分が現場で支援に入るときに『あれ、この利用者さんの目標にしていることって何だったかな?』となってしまうことがあります。
事業所にたくさんの利用者さんがいらっしゃると、全員の方の目標を常に頭の中に記憶しておくことは難しいです。
もちろん目標の内容については、利用者さんと支援員が一緒にたてた個別支援計画の中で、短期目標と長期目標としてを明確になっています。
しかし、先輩や他の同僚が作った計画だと余計に『あれ、なんだったっけ?』となることがあります。
利用者さんと短時間の関わりになってしまうパート従業員の私でも、記録を書くときに目標ワードが提示されるこの機能があるおかげで、『あ、この利用者さんのこの発言は、こんな目標があるからこその発言なんだな』と意識できるようになりました。
おかげで記録を書くときの視座がはっきりし、短時間の関わりでもブレがない一貫した支援につながっていくのかなと感じています。
利用者さんからその目標ワードがきかれなくなったときには決められた期間前でも、『もしかすると計画の立て直しが必要になったのかもしれないな、、』と判断することもできます。
就労継続支援B型 Hさん
わたしは障害福祉現場に従事し始めたばかりの生活支援員です。
毎日現場支援に入るのですが、わたしの勤務している自立訓練生活訓練事業所には、たくさんの利用者さんがいらっしゃるので、それぞれの利用者さんが今何を目標にしているのか、自分の記憶が薄れてしまうときもあります。 続きを読む
支援計画は3か月毎や6カ月毎で、評価見直しがサービス事業所の義務になっております。
ご本人の真のニーズをくみ取らせていただき、沿った支援計画を立てる事が本来となります。が、実際はどうでしょうか・・・という所です。
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個別支援計画をExcelの表を使って作っておりました。メリットとしては、一般的なソフトなので、テキスト入力や印刷程度ならどの職員でも使う事ができるという点でした。ちなみにPCは私自身かなり素人です。
しかしながら、困り事多数。仕方ないものだと思ってそのまま時間をかけて頑張っておりました。
- 考え抜いた個別支援計画のテキストが、作った枠スペースに入りきらないあるある。
- よって、文字サイズを小さくする。
- すると相手の視力によっては読めなくなる。自分さえ読めない事態。
- なんとかしようと思って表を大きくすると全体のバランスがおかしな事になる。どうにかしてA4サイズにおさめたい。
- なんとか完成させて印刷プレビューで確認し、いざ印刷をすると、テキストが枠に重なって印刷されていない。
- 苦労して苦労して、他職員に見てもらおうとクラウドを介して読んでもらうが、相手のPCがMACでこれまた色々ズレまくる。
- おまけにシートを増やして時系列に計画を作成する事を覚えたものの、効率よく評価表とセットにする事ができず。
- 加えて、一番大事な「計画と支援」の連動が一発で網羅&把握できない。というのもなんと、ケース記録の方はWordで作っているから。
という困り事、このかんたん支援記録のシステムを使ってから、全滅。テンプレートもあらかじめ設定可能、その上記録も計画も連動して検索することができます。本来頑張りたいところに時間や頭を使えるようになりました。
就労継続支援B型 : Uさん
わたしの事業所では、毎朝伝達のためのミーティングが行われます。
ここで、それぞれの担当から各利用者さんの特記事項について伝達があります。
書記担当のわたしはその会議の内容を「メモID」という会議録用に用意したアカウントに入力していきます。
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利用者さんが帰宅してから必死で事務所にこもってケース記録を書いてたことがなくなり、残業が減って定時に帰宅できるようになりました。夕方記録するまで記憶しておかなきゃと頭を使う思うことがなくなった(現場こなしてると、次々といろいろなことが起こって、実際忘れてしまうんですよね)。 続きを読む
現場支援の最中の出来事を、記録する間もなく仕事をあがることがあります。残業していけば記録も書けるのですが、自分の子供が小さいので保育園に迎えに行く時間を考えると残業もできません。
現場であった事には大事なことが多いです。実際、夜勤で入る支援員には伝えなければならない事なのに、夜勤支援員に会えないまま現場を離れることがあり、情報が足りずに支援に入った支援員の行動で、利用者さんがパニックになったことがありました。私がきちんと伝えていなかったせいです。 続きを読む
当事業所は最新の個別支援計画を抜粋してファイリングし、いつでも支援者が計画を再確認することで、支援員によるムラが出ない統一した支援ができるようにしています。
保管場所は個人情報保護のため事務所内。正直「この利用者さんの計画ってどうだっけ?こういう時はどう対応させていただくんだっけ?」と現場で思っても、支援現場を離れて事務所へ行く物理的余裕がないのが現実でした。 続きを読む
事業所内の会議において、印刷物をなくしました。今までは、会議ごとに人数分のレジメにはじまり、支援記録や支援計画、とにかく印刷物が多かったです。しかも、会議終了後は個人情報流出を防ぐために大量の印刷物をシュレッダーにかけて破棄していました。 続きを読む
私が、このケース記録システムで記録を書くときに、もっとも意識していることは「その情報が、その後の支援に役立つ情報かどうか」という視点に立って書く、ということです。
いろんな条件で、すぐに記録情報を一覧にできるので、ケア会議や個別支援計画を作成するときに役立つのはもちろんなのですが、他の支援員がより良い支援を行っていく上でも、現場で「今は何をするのが正解?」という支援の方向性を判断するための「活きた記録」となるよう、書き方を心がけています。
その点、この「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、記録を読む時だけでなく、書くときにも、自然とその視点を得られる仕組みがたくさんあるので、意識しやすいです。特に計画キーワードやハッシュタグといった機能は、意思共有がクリアになって、必要な情報がわかりやすくなるので、とても効果的だと感じています。
様々な条件ですぐに情報を探せます
また、これまでに蓄積されたたくさんの記録から、知りたいと思った情報を、手元にあるスマホで直感的に、いつでも、すぐに探せるので、このことがただの「支援員同士の情報共有」だけに留まらず、事業所全体で現場支援のレベルアップにも繋がりました。
このシステムを導入する前には、ワードを使って記録していたのですが、一度記録すると、過去の支援記録から情報を探すだけでも時間がかかってしまうので、よほど必要としている情報でない限り、わざわざ探し出して開いて内容をチェックする、ということはしていませんでした。 続きを読む