「音声入力」や「ラフな下書き」に対しても効果的 : 支援記録の作成時に、生成AIが入力テキストを記録文書として校正し、まとめてくれます。
記録を記入する際には、明快な文章をひと思いに素早く書けることが理想的ではありますが、時間がなかったり、経験が不足していたり、パソコンによる入力が苦手だったり、と何らかのハードルを感じてしまう状況はあります。
そんなハードルを乗り越えるべく、支援記録記入ページにて、内容欄に記入されたテキストを
ボタン一つで、記録の書き方の基本をおさえた「記録調の文体(叙述形式)」として簡潔にまとめる機能を追加いたしました。 共有する上での「読みやすさ」にも貢献してくれると思います。
テキストを「内容欄」に書き終えた後、1. 気になる部分を選択して
ボタンを押した場合には、その選択部分のみを、2. 特に選択せずに
ボタンを押した場合には、内容全体を校正し、まとめてくれます。
TIPS : 適用時には、内容が置き換わりますので、原文も残しておきたい場合には、一度記録として登録しておくことで「更新の履歴」として残せますので、その後に編集して適用してください。
スマホに話しかけて、そのまま記録文書化。
例えば、支援終わりに、スマホの音声入力を使って「内容欄」に、思いつくまま支援内容を話しかけて記入していき、話し終わったら、そのまま
ボタンを押せば、要点をおさえつつ、その内容を支援記録の文体としてまとめてくれます。
TIPS : 「音声入力機能」はスマホだけではなく、近年ではパソコンをはじめ、多くのデジタル端末が対応していますので、スマホ以外でもご活用いただけます。
ラフに記入しておいて「整える」という時短法も。
整った記録を意識して書く余裕がない場合にも、まずはラフに必要なポイントを列記しておいて、
ボタンで整える、というワークフローも選択できます。
TIPS :「内容を解釈して生成する時間」の短さも重要ですが、「解釈の精度」とのバランスを考慮して設計しているため、少しだけ処理時間がかかりますが、これもAIの進化と共に短くなるはずです。
傾聴時の記録にも
支援に傾聴の時間を取り入れている場合にも、お話を逐語体でそのまま記入( 音声入力でも良いかと思います )しておいて、傾聴終了時に
ボタンでまとめることで、明確で分かりやす記録として残すことができます。
新人支援員さんには「記録の書き方」の参考としても。
書くべき内容に関しては、理解しておく必要はありますが、どのように書くべきか、という側面では参考になると思いますので、積極的に試して頂くことで、「書き方」の習得も早まることが期待できます。
そして、読みやすい記録がすんなりと書けるようになることが、なにより時短にも、成長にもつながります。
その他にも…
さらに、まとめた記録内容に対して、生成AIによる「内容に関連するタグ」の設定もしておくと、後でたくさんの記録から「内容ごと」に抽出しやすくなりますので、より情報資産としての価値を高めていくことができます。
他にも、「もう少しいい書き方がありそうなんだけど…」とか、「ちょっと書き方が気になる」、「この書き方で後で読んで分かるかなぁ」と感じた時などにも、試してみて頂ければ、改善策が見つかるかもしれませんので、ぜひ試してみて下さいね。


