レビュー : 支援記録システムで会議のペーパーレス化も。記録は活用してこそ価値がある。
事業所内の会議において、印刷物をなくしました。今までは、会議ごとに人数分のレジメにはじまり、支援記録や支援計画、とにかく印刷物が多かったです。しかも、会議終了後は個人情報流出を防ぐために大量の印刷物をシュレッダーにかけて破棄していました。
今はこのシステムを使い、それぞれのPC画面を見ながら会議を進めています。過去の記録や、支援計画もボタンひとつで閲覧できるので、口頭で指示さえすれば会議出席者全員が同時に閲覧できます。
また、紙ベースのレジメに手書きでメモを書き、それを会議記録としてWordで打ち込み、印刷して回覧するということもなくなりました。会議を進行しながら、書記係が直接システムに入力し、「更新」ボタンを押すだけで、リアルタイムで全員が共有できるからです。
次は、ひとつの画面で全員がシステム見れるような大画面のスクリーンが欲しいと思っています。
記録は過去の印刷物の山ではありません。段ボールやファイルに保存してあるから良いのではありません。活用してこそ。
例えば、リアルタイムで1年前の利用者さんご本人の様子と、現在の様子を比べられることが大切。利用者さんのニーズと支援が合致しているのか、そこに変化はあったのか、利用者さんのニースはどのように叶えられているか、・・・時系列に把握できるからこそ、明日の質の良い支援につながると思って利用しています。
就労継続支援B型・生活自立事業所勤務 : Uさん
掲載日 : 2018年12月12日
2018年の「かんたん支援記録カンタン支援計画」サービス開始に先立ち、モニターとして実際にご利用頂いた支援員の皆様から頂いたご感想です。
現在は、機能的にも大きく進化していますが、基本コンセプトは今も変わっていません。