集計データをAIが自動分析 : バイタル・勤怠・作業量などの数値変化から「支援のヒント」を提示する「分析とアドバイス」機能を追加しました。
日々の支援の中で蓄積される「体温などのバイタル情報」「作業の実績数」「通所・退所の時刻」。 これらのデータは、グラフや表で確認することはできましたが、「複数のデータの関連性」や「長期的な傾向」を瞬時に読み解くには、経験と時間が必要でした。
そこでこの度、集計ページに蓄積された数値データをAIが複合的に解析し、支援員様に「気づき」や「アドバイス」を提示する新機能を追加いたしました。
文章(定性データ)の要約だけでなく、数値(定量データ)の分析もAIがサポートすることで、見落としがちな変化の予兆を早期に発見できるようになります。
主な分析の視点
新機能では、主に以下の3つの観点からデータを解析し、統合的なアドバイスを行います。
1. 健康リスクの予兆検知(バイタルデータ) :
日々記録されている「体温」「血圧」「脈拍」などの推移をAIが監視します。単なる高低だけでなく、「普段より血圧の変動幅が大きい」「徐々に体温の平均値が上がっている」といったトレンドを検出し、体調変化の予兆をお知らせします。
2. 生活リズムと安定性の確認(出退勤データ) :
QRコード機能などで記録された「通所・退所時刻」や「滞在時間」のバラつきを分析します。「遅刻が増えている」「帰宅時間が不安定になっている」といった勤怠の乱れから、生活リズムの変化やメンタル不調の可能性を示唆します。
3. 意欲・パフォーマンスの変化(作業量・数値項目) :
集計項目として記録された「作業達成数」や「集中度(数値記録)」の推移を分析します。短期的なスランプなのか、長期的な意欲低下なのかを判断し、作業種別の見直しや面談の提案などを行います。
主に上記の観点で分析していますが、集計データに含まれる全ての情報から分析していますので、その点も考慮して、集計項目の設定をすることで、より有用性を高められます。
( 集計項目の設定は内容をご連絡を頂き、弊社側で設定致します )
「複合的な分析」が支援を変える
また、生成AIならではの特長として、これらを「組み合わせて」分析できる点です。
例: 「作業量が減っている」+「血圧が不安定」
AIの分析: 単なるモチベーション低下ではなく、体調不良が原因の可能性があります。看護師との連携を推奨します。
例: 「遅刻が増えている」+「作業量は維持」
AIの分析: パフォーマンスは維持できていますが、通所に対する心理的ハードルが上がっている可能性があります。送迎時の様子を確認してください。
ご利用方法
メニューの [ 集計 ] > [ 集計項目 ] ページを開き、対象期間と利用者様を表示した状態で、新設された [ 分析とアドバイス ] ボタンをクリックするだけです。利用者様を特定しない場合には、重要度の高い利用者様順に表示されます。

蓄積された「記録データ」を、ただの数字で終わらせず、明日の支援をより良くするための「資産」として、ぜひご活用ください。



