レビュー : ケース記録は子供を迎えに行ってから自宅でシステムに記入し、夜勤支援員に申し送りしています。
現場支援の最中の出来事を、記録する間もなく仕事をあがることがあります。残業していけば記録も書けるのですが、自分の子供が小さいので保育園に迎えに行く時間を考えると残業もできません。
現場であった事には大事なことが多いです。実際、夜勤で入る支援員には伝えなければならない事なのに、夜勤支援員に会えないまま現場を離れることがあり、情報が足りずに支援に入った支援員の行動で、利用者さんがパニックになったことがありました。私がきちんと伝えていなかったせいです。
このケース記録システムを使うようになってからは、子供を迎えに行ったあと自宅のPCからシステムにつなぎ、記録を入力しています。
夜勤支援員もこのケース記録システムで記録を確認してから現場支援にはいる流れが定着しているので、昼間あったことと対応内容のつなぎで支援に入ることができています。
利用者さんからは「○○(私)さんに伝えた事なのに、あなた(夜勤支援員)がやってくれてありがとう」という言葉をいただきました。今では利用者さんご自身が「支援員○○さんにも言った。支援員××さんにも言わなきゃ。支援員●●さんには言ってないけどどうしよう」と、お困りになることもなくなったように思います。
支援員としては自信をもって「その件は申し送りされてますので、ご安心ください」とお伝えすることができ、むしろ、こちらから「昼間支援員××とお話しさせていただいた件ですが・・・」と利用者さんからのアプローチをしていただかなくてもお声掛けできている状態です。
生活介護 Sさん
2018年の「かんたん支援記録カンタン支援計画」サービス開始に先立ち、モニターとして実際にご利用頂いた支援員の皆様から頂いたご感想です。
現在は、機能的にも大きく進化していますが、基本コンセプトは今も変わっていません。