支援記録(ケース記録)の「書き忘れチェック」をするための2つの方法をご紹介します。
利用者様にサービスの提供を行った際には、その日のうちに記録を書くことが基本ではありますが、場合によっては当日中に時間が確保できずに、先延ばしになってしまうこともあるかもしれません。
それぞれの利用者様の支援記録(ケース記録・ケア記録)が「毎日漏れなく書かれているかどうか」を確認するために、各利用者様の記録を一覧表示して一つずつ見返してみることでも可能ですが、記録が「どの日にあって、どの日にないのか」を、ひと目で確認する方法を2つご紹介したいと思います。
1. 支援記録記入時にカレンダーから確認・記入する。
支援記録を記入する際に、利用者様のお名前が選択されている状態で、記録する対象日を選択するカレンダーを表示させた時、その利用者様の記録が書き込まれている日付にはアンダーラインが引かれます。
おそらく、通常の記録作業フローですと、[ 記録対象日 ] は今日の日付になっているので、ここは変更せずに [ 記録対象 ] ( 利用者様名 ) を選択することが多いかと思いますが、記録対象を選択してからカレンダーを表示させることで「記入漏れチェック」ができますので、覚えておくと便利な方法です。
この時、記録のない日を選択すれば、そのまま新規に記録の記入が行えます。
また、記入済みの日付を選択した場合には「既存の記録に追加するのか、新規に作成するのか」を尋ねられますので、ご都合にあわせて選択して作業を継続して下さい。
2. 集計ページから一覧を表示して確認・記入する
もうひとつの方法として、集計ページからの確認方法をご紹介いたします。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」には、記録時に✓チェックした項目を集計して一覧するページがありますが、このページにて「記録のない日も表に含める」オプションをチェックして一覧表示することで、指定期間内の記録の有無が確認できます。
記録のない日付は薄く表示され、その日付の横に [ 新規 ] ボタンが表示されますので、こちらをクリックすることで、その日の記録を新規に記入することができます。
この方法の利点としては「対象利用者」を「全て」にすることで、すべての利用者様の一覧から一度に確認しながら記入できることです。
以上、「支援記録の書き忘れチェック方法」を2つ紹介させて頂きました。状況に応じてそれぞれの方法を使い分けて頂ければと思います。