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支援記録(ケース記録)システム

ケース記録システム「かんたん支援記録カンタン支援計画」 このシステムの概要と目的
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児童発達支援や放課後等デイサービスにて、5領域を意識しながら個別支援計画を作成し、そのデータをダウンロードして、行政の参考様式に合わせて出力する方法のご紹介です。

「かんたん支援記録カンタン支援計画」で、個別支援計画やアセスメントシート等を作成するには、まず、そのテンプレート( 雛形 / 様式 とも言います )を作成・保存し、そのテンプレートに沿って入力していきます。

作成した個別支援計画をCSVでダウンロードし、エクセル等の表計算ソフトを使って加工をすると、行政などから参考として提示されている個別支援計画の様式に合わせた形で出力することも可能です。

以下、データ自体は「かんたん支援記録カンタン支援計画」で管理しつつ、印刷時には行政より提供されているエクセルの様式に「完全に合わたい場合」のご参考手順となります。 当システムのみでも、表形式の様式(テンプレート)を作って、個別支援計画の作成・印刷することは可能です。

まず、作りたい個別支援計画の項目に合わせて「かんたん支援記録カンタン支援計画」でテンプレートを作ります。

今回は児童発達支援の計画を例にしていますので、テンプレートの項目名には「利用児と家族の生活に対する意向」、「支援の方針」、「長期・短期目標」、「本人支援」、「家族支援」、「移行支援」、「地域支援」等を設定していきます。

児童発達支援や放課後等デイサービスでは、5領域(「健康・生活」「運動・感覚」「認知・行動」「言語・コミュニケーション」「人間関係・社会性」)の視点を網羅した支援を行うことが重要です。

テンプレート作成時に5領域についてはチェック式の選択項目を作っていただきますと、計画を記入する際に5つの視点を意識することができますし、記載されている本人支援の内容に対して、5領域のどれが関連付けられているのかの把握もしやすくなります。

チェック式の選択項目の詳しい作成方法はこちら

次に、作成したテンプレートを適用させた上で個別支援計画の新規記入を行います。

「かんたん支援記録カンタン支援計画」で記入した個別支援計画のデータを、表計算上で「一つのセルに一つのデータ」という形に整えます。

エクセル等の表計算ソフトを使う場合には、一つのセルに一つのデータという形に整える必要があります。「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、個別支援計画の記入時に「行頭に@をつけて、内容を記入、改行」という方法で、CSV形式でダウンロードした際に内容が列に分割されます。

あらかじめテンプレート作成時に@をつけておくことをおすすめします。)

個別支援計画の入力が終わったら、下部にある「CSVダウンロード」のボタンを押してダウンロードします。

それを行政から配布されている個別支援計画の参考様式のファイル内のシートに貼り付け、参考様式の個別支援計画の帳票のそれぞれのセルに、貼り付けたCSVのシートのセルを参照して反映させていきます。

支援内容等の文字数が増えた場合は、表計算の行の高さを変化させてご対応ください。

また、利用児名、生年月日、計画作成日などもダウンロードされますので、対応するセルを参照することで転記が可能です。

TIPS : 内容を「表組み」して作成することもできます。
表組みで作成した後に、CSVデータを書き出してエクセルで処理するケースは少ないかと思いますが、上記の @ での記述法は表組みの中では機能しませんのでご注意下さい。

掲載日 : 2024年8月26日 / 更新日 : 2024年10月1日

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