記事リスト : 情報共有
就労継続支援B型事業所では、日々の作業実績を正確に残すことが、工賃算定や支援計画の振り返りに欠かせません。 そこで提案したいのが、利用者様ご本人による「QRコード」のスキャンによる登録方法です。作業を終えた利用者様が自らQRコードを読み込むことで、その場で作業実績が記録されます。
この方法には三つの大きなメリットがあります。
- 作業終了と同時にタイムリーな登録ができるため、記入忘れや支援員による登録漏れを防ぎ、事業所の記録の信頼性が高まること。
- 利用者様が自分の作業を確認することで「ここまでやった」という実感が得られ、主体性や自己肯定感の向上、自己選択・自己決定の機会につながること。
- 工賃計算に必要なデータを正確に残せること。
もちろん最終的なチェックは支援員が行う必要がありますが、作業終了時の一環の流れとして利用者様に作業登録をしていただくことで支援員の負担は軽減され、その分、本質的な支援に時間を割くことが可能になります。
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ご存知の方も多いと思いますが、F-SOAIP は現代の代表的なケース記録( ≒ 支援記録・サービス提供記録・経過記録 )の記録手法のひとつです。 基礎となる枠組みは、記録フォーマットとして、「 F = 焦点・主題 」ごとに「 S = 利用者の主観情報 、 O = 支援者等の客観情報 、 A = 支援者の判断や解釈 、 I = 支援者による介入・実施内容 、P = 以降の支援での予定 」の各項目に分解・分類して記述していく、という点です。
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支援記録 ( ケース記録・サービス提供記録・経過記録 ) には、ケースごとに様々な主旨や目的で書かれた文章が混在してくることもあります。 そのような「主旨」や「目的」など、意味的に近い「内容ごと」「課題ごと」という抽象的な条件に対してでも、記録の中から探し出せるよう、「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、ハッシュタグによる抽出ができるようになっています。
ただ、タグを付けていくことが面倒だったり、運用の管理が難しい、といった理由で活用されていないケースもあるかもしれません。
TIPS : ボタンを使わなくても、支援記録の記入中に「 # 」を入力すると、これまでに利用したタグの一覧が表示されます。 その後、続けて入力する文字によって候補を絞り、一覧から選択して記入することもできます。
そこで今回、記入している内容から適切なタグを推測し、ワンクリックで自動的に記録の冒頭に追加してくれる機能を追加いたしました。 もちろん、必要に応じてタグの書き換え、挿入位置の変更、削除なども可能です。
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支援記録( ケース記録・サービス提供記録・経過記録 )などの情報をデジタル化していく上で、「作業の効率化」や「省コスト化」はもちろんですが、情報をいかに「活用しやすい環境」で管理・運用できるか、という点は「支援の質」という本質的な事業価値に関わる大きな課題です。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」には、これまでも、各情報の履歴をまとめて表示する方法はありましたが、より使いやすく、より情報を活用しやすい表示方法にアップデートいたしました。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、複数の福祉サービスを利用されている利用者様を登録する場合、各サービス毎に固有の利用者様 ID を持つ形となりますので、「支援記録( ケース記録・サービス提供記録・経過記録 )」「個別支援計画」「アセスメントシート」等の各データは、それらの各利用者様 ID に紐づく形で保存されています。
しかし、同一利用者様の、複数サービスをまたいだ情報をまとめて確認したいケースもあると思います。そのような場合に役立つ、便利な抽出オプションを追加いたしました。
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障害福祉事業所をはじめとする、福祉・介護の現場では、求人を出してもなかなか採用に至らない、という慢性的な「人材の不足」が問題となっており、大きな社会問題の一つともなっています。
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就労定着支援サービスでは、相談支援専門員様、地域障害者職業センター、障害者就業・生活支援センター(なかぽつ)、医療機関などの関係機関と連携しながら支援を行うため、記録の共有が算定の要件となっている場合もあります(令和3年現在)。
「就労定着支援記録」として記録した内容を、ケース記録にも転記したいけれど、転記作業が面倒だと感じたことはありませんか?
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グループホーム (共同生活援助) の世話人は、シフト交代制で運営することが多いかと思います。「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、世話人交代時の申し送りを効率的に行うために、必要な伝達事項を手早くかんたんに記録することや、世話人同士での利用者様支援に役立つ支援記録( ケース記録・ケア記録・サービス提供記録・経過記録 )や連絡事項の共有、あるいは、世話人様と運営側との情報共有などにも有効にご活用いただけます。
これらのベネフィットは、現場業務の効率化だけでなく、世話人様一人ひとりに合わせた「柔軟な働き方」や「ワークシェアリング」の実現にも繋がりますので、「人材の確保」という点においても有益です。
グループホームの場合、小規模で運営されているケースが多いため「コストをかけてまで、記録システムを導入する必要はない」とお考えの法人様もいらっしゃると思いますが、その点も「かんたん支援記録カンタン支援計画」なら、わずかなご利用料金で導入できますので、余計な心配をすることなく、高い費用対効果が期待できます。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、支援を行う人が、常に適切な支援を行える環境を提供するために、必要な情報にすばやくアクセスし、記録できることも特長です。
ケース記録( ≒ 支援記録・サービス提供記録・経過記録 )の入力は、パソコンやタブレット、スマホなど、インターネットにつながっている様々な端末で行えます。
今回は、その中でもスマホで、支援の現場にいながら、かんたんに記録する方法として「QRコード」のスキャンによる記録法をご紹介します。 送迎を担当されている職員の方や、パソコンが少し苦手な支援員の方にも、やさしいのではないでしょうか。
ここでは、生活介護サービスの一日を例にとって見ていきましょう。
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利用者様ごとに、あらかじめテンプレート(雛形・様式)を作成しておくことで、支援記録 ( サービス提供記録・ケース記録・ケア記録・経過記録 ) の入力がよりスムーズになります。テンプレートに沿って記入することで、記録の手間を省けるだけでなく、支援経験の浅い方でも日々の記録を迷わず進められるようになります。
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