スマートフォンで支援記録(ケース記録)の記入や閲覧などをした際のデータ通信量 (パケット消費量) はごくわずかです。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」の特徴のひとつとして、パソコンでも、タブレットでも、スマートフォンでも使える、という点があります。
個人のスマートフォンを仕事で使うかどうかは、それぞれの事業所の考え方にもよりますが、BYOD (Bring your own device) = 「自分の機器を仕事に持ち込む」 こと自体は世界的に見れば、もはや常識的な潮流となっています。
結局、その方がムダもなく、使いやすく、作業効率も良いということは多くの方が感じていることではないでしょうか。
スマートフォンなどは、機器自体がセキュリティを考慮して作られているので、個人持ちの端末であれ、正しく使えば安全にデータを守れますし、個人の電話番号を仕事に持ち込むことには抵抗があっても、データ通信用として使う分には、仕事専用の端末をわざわざ用意する物理的・機能的な必然性はありません。
ただ、社内のWIFI経由であれば、個人のスマートフォンでもデータ通信量を気にする必要はないと思いますが、WIFIの届かない場所からシステム等にアクセスする場合、個人のデータ通信量を消費することになります。
テキストデータの通信容量はとても小さなものです
「かんたん支援記録カンタン支援計画」の通信データ量は、基本的にとても小さく抑えてあります。システムのほとんどをテキストベースの情報で通信していますので、ほとんど気にする必要のないくらい小さなデータサイズです。
同時にこれがストレスのない、軽快な動作にもつながっています。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」を閲覧する際には、Google Chrome、Microsoft Edge / IE11、Apple Safari などのウェブブラウザを用いますが、ウェブブラウザには毎回取得しなくても支障のないデータは、最初に表示した際、機器上に保存してくれる機能 (キャッシュ機能) がついています。
システム全体で共有しているデータは一度読み込めば、キャッシュされますので、二回目以降のアクセスは基本的に更新する必要のある部分のみが通信の対象となります。
例えば、記録記入ページに必要なデータをすべて読み込む場合(システムへの初めてのアクセス時など)、約230KB程必要ですが、2回目以降は約13KBと、格段に小さくなります。
これは一般的にスマートフォンの契約プラン等でよく用いられるギガバイトの単位でいうと、0.000013GB になります。8万回表示して、やっと1GB(ギガバイト)を超える程度です。
記録表示ページは、もちろん情報量によって差がありますが、通常の使用方法だと20〜50KB 程度と考えてください。
以上、データ通信量についてのご説明でした。ご参考にして頂ければ幸いです。