ケース記録ソフトに、ICTで利便性と軽快さと翼を。
福祉支援の価値を最大化するための
支援記録(ケース記録)システム

ケース記録システム「かんたん支援記録カンタン支援計画」 初めに、「概要と目的」をお読み下さい
キーワード

特定の利用者様を指定して過去のケース記録を表示した際、その当時の個別支援計画が一緒に表示されるようになりました。

例えば、ある利用者様に対して「なんだか最近、出来ることが増えてきたなぁ」と感じた時に「そういえば、一年前、あるいは二年前の今頃はどんな様子だったかな?」と、過去のある期間を指定して、支援記録(ケース記録)を表示させたとします。

この時、この利用者様の「指定期間」内の支援記録が一覧表示されると同時に、この「指定期間」を含む個別支援計画がある場合には、その計画が一緒に表示されるようになりました ( 従来は常に「最新の個別支援計画」でした ) 。 これにより「当時、どのような支援計画の下で、どのような支援を提供していたのか」が、ワンストップで確認できるようになります。

支援記録内の「#計画キーワード」と「支援計画期間」もリンクします。

さらに、個別支援計画の各目標などに #計画キーワード を設定し、これらを支援内容とともに記録しておけば、各キーワードをクリックした際に「当時の個別支援計画に書かきこまれた、一つひとつの目標などのキーワードごとに、その該当期間に、どのような支援を行っていたのか」が、記録一覧ページからワンクリックで抽出できます。

支援記録に #計画キーワード を記入する際は、ボタンとして表示されたものをワンクリックで文中に挿入できますので、キーボードで打つよりも早く、実際に使ってみると手間なく運用できると思います。 ちょっとした心がけで、過去の記録情報も書庫にしまい込んでおくことなく、蓄積された記録・計画などのデータを、常に明日の支援のために活かすことができるようになります。

「未来」は、「過去」と「現在」を結んだ延長線上にあります。

「最近、出来ることが増えてきたなぁ。さて、これからどんな支援を行っていくべきだろうか…」と考える際には、利用者様の未来像を想い描くことになりますが、 この時、利用者様の「過去から現在に至る記録情報」が、利用者様の目標に対する「補助線」のような役割をしてくれます。 先述のように、過去の一つひとつの目標に対しても、具体的な経過を流れとして追えることで、この補助線はよりハッキリとしたものになり、「今後の支援の方向性」もよりハッキリと見えてくるはずです。

記録の効率化・共有だけではなく、より良い支援のために情報を活用していきましょう。

「かんたん支援記録カンタン支援計画」で、支援記録・個別支援計画などを電子化することで、記録作業の効率化情報共有はもちろんですが、過去に記入された一つひとつの情報も、書棚にしまい込まれることなく、ずっと「支援の手助け」をしてくれます。埋もれてしまいがちな「過去の記録」も、情報資産として価値を蓄積していければ、持続的に支援サービスの価値も向上していくことになります。

#計画キーワード をはじめ、#ハッシュタグを活用することで、一つひとつの関連情報を「流れ」として束ねることができますので、上手に活用して支援に役立てて頂ければ幸いです。

掲載日 : 2022年11月15日 / 更新日 : 2023年2月24日

関連する記事のご紹介 :

「記録のための記録」
で終わらせないために、
情報をフル活用しましょう。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」のワークフロー