記事は「公開日の新しい順」に並べてあります。
新たな機能などが追加された際には「新規記事」としてご紹介していますが、毎日のように実施している「細かな改善点」などは、該当する既存の記事の内容を更新する形でお伝えさせて頂いております。
前回は、援助職がケース記録を書く際に意識すべき視点と、記録に盛り込むべき基本的なポイントについて整理しました。
「記録は大事だし、書かなければいけない」と分かってはいても、つい後回しになってしまう…。そんな経験をお持ちの方も多いかもしれません。しかし、ケース記録を作成することは、支援の質にも直結する大切な作業です。ケース記録を記入することは、自分の思考を整理し、客観的に振り返るためのプロセスでもあります。
ケース記録の役割が明確になると、「何を記録すべきか」が見えてきます。それによって、ケース記録を意識した支援ができるようになり、結果として日々の業務時間の使い方にも変化が現れてくるはずです。今回は、さらにケース記録を通じてどのように専門性を可視化し、他職種との連携や説明責任に活かせるかについて掘り下げていきます。
続きを読む
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、ケース記録の記入・編集の際、加算項目等のチェックボックスによる集計が出来ますが、この集計内容を「集計情報一覧」ページ内の日別一覧表から、直接一括で編集できるようになりました。月末などの記録抜けのチェック時や、国保連請求用CSVデータ作成時の加算超過の調整など役に立ちます。
続きを読む
福祉サービスの現場で日々蓄積されていく記録は、単なる業務報告ではなく、「支援の質を高めるための資産」として捉えることが重要です。その価値ある記録を、効率的かつ低コストで活用可能な基盤として整備できるのが、クラウド型記録システム「かんたん支援記録カンタン支援計画」です。しかし、どれだけ優れたシステムが整っていても、「どのように書くべきか」という記録に盛り込むべき重要な要素を理解していなければ、現場で本当の意味で活かすことはできません。
前回は、『相談援助職の記録の書き方―短時間で適切な内容を表現するテクニック』という書籍を参考に、ケース記録の目的や、記録の歴史的背景について要約しました。今回はその続きとして、現場の支援者がどのような視点でケース記録を記入するべきかについての具体的な記載ポイントを分かりやすく紹介していきます。
続きを読む
新型コロナウイルス対策の中でも、感染の兆候を捉えるための基本とも言える「体温」の把握。利用者様一人ひとりの検温ももちろん大切ですが、施設全体でどのような傾向にあるのかを把握しておくこともリスク管理としては重要です。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、ケース記録(支援記録)の記入時に、バイタル情報も記録できます。そのバイタル情報から、利用者様全員の平均体温推移をグラフ化して確認することが出来るようになりました。
続きを読む
支援方針に応じた「使い易いテンプレート」を。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」で、個別支援計画やアセスメントシートなどを作成する際は、まず「テンプレート(雛形・様式)」を作成していただき、それに沿って記入していく流れとなります。
なお、初期状態でもいくつかのテンプレートがあらかじめ登録されていますので、それをそのままご利用いただくことも、内容をカスタマイズしてご使用いただくことも可能です。
TIPS : 2025年4月より、テンプレートの作成は、希望する内容を文章で生成AIに伝えて自動作成することもできるようになりましたので、こちらもご活用頂ければと思います。
続きを読む
日々、支援者の皆さんはケース記録を書く際に、どの観点で、どのように記述すべきかを考え、工夫を凝らしていることと思います。そこで、ここでは「ケース記録の書き方」の重要なポイントを押さえていきたいと思います。
参考にさせていただく本は、『相談援助職の記録の書き方―短時間で適切な内容を表現するテクニック』です。本書は、アメリカのカリフォルニア州で10年以上の経験を持つソーシャルワーカー、ケースワーカーである八木亜紀子さんによって執筆されました。八木さんは福島県立医科大学の特任准教授で、精神保健福祉士および公認心理師としても活躍しています。
ケース記録の書き方を正しく理解し、現場での支援力を向上させるためのポイントを押さえていきましょう。
続きを読む
福祉サービスを提供している事業所にとって、ケース記録(支援記録)を始めとする各種記録(サービス提供記録・介護記録・ケア記録・業務日報など)はサービスを提供したことの証拠書類としての意味合いもありますが、「いつどのような支援をしたのか」ということを確認し、支援の方向性を改善していくための「情報資産」でもあります。
続きを読む
「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、クラウドサービスなのでシステムの基幹は共有していますが、当然ながら各事業所様ごとに運用方針や主たる利用目的などは異なりますので、それぞれのニーズに応じて柔軟なカスタマイズができるように設計されています。
ただ、具体的にどのようなことが出来るのかが、イメージしにくいかもしれませんので、このページでは具体的な参考事例を挙げさせて頂きます。
続きを読む
現在、世界中で猛威をふるっている「新型コロナウイルス」。日本でもたくさんの方が感染し、福祉従事者の身にも降り掛かってきています。
このウイルスの特徴から、感染しやすい条件をさけるためには、「3つの密」を避けることが重要といわれているのは、皆様ご存知のとおりです。
現在、電話やテレビ会議システムなどによる「テレワーク支援 ( 弊社の場合の例 ) 」でも、場合によっては「出席」と認定される状況ではありますが、基本的に福祉業界は、濃厚接触せざるを得ない場面が多く、ソーシャルディスタンス(人との物理的距離)を保つことが難しいという側面があります。
続きを読む
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、ケース記録(支援記録・ケア記録)の記入時に、全職員様共通のテンプレートを設定しておくことができますが、もっとかんたんに記録用のテンプレート(ひながた)を登録しておくこともできます。
こちらの方法は、支援記録記入ページにて、テンプレートとして登録しておきたい内容を入力し、「テンプレート登録」ボタンを押すだけで登録できますので、気軽に、簡単にご利用いただけます。
続きを読む