記事リスト : 支援記録(ケース記録)
支援記録(ケース記録)の記入作業の「効率」と「精度」を高めるだけでなく、効果的な情報共有により、記録を「資産」として支援に活用して、福祉サービスの価値を持続的に高めていきましょう。
就労移行支援や就労継続支援における在宅での訓練の提供については、厚生労働省が平成19年4月2日に発出した「留意事項通知」に基づき、次のような対応が求められています。(一部抜粋)
「1日に2回、利用者への連絡や助言、進捗の確認を行い、その内容を日報に記録すること。また、訓練の内容や利用者の希望に応じて、2回以上の対応も行えること。」
このような運用ルールに沿って、「かんたん支援記録カンタン支援計画」を取り入れた在宅作業を行う場合の、支援の連絡や記録の工夫についても見ていきます。ここでは、在宅でも作業をしている利用者「かんたん太郎さん」を例にして、就労継続支援B型事業所における一日の流れをご紹介します。
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支援記録などの情報をデジタル化していく上で、「作業の効率化」や「省コスト化」はもちろんですが、情報をいかに「活用しやすい環境」で管理・運用できるか、という点は「支援の質」という本質的な事業価値に関わる大きな課題です。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」には、これまでも、各情報の履歴をまとめて表示する方法はありましたが、より使いやすく、より情報を活用しやすい表示方法にアップデートいたしました。
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利用者様との雇用契約に基づき支援を行う「就労継続支援A型」では、利用者様お一人お一人に対して、日々の業務における細かな「イシュー ( 課題点 )」にも合理的な配慮を心がけ、そこから「カイゼン」すべき方向性を見出し、そのフィードバックを積み重ねていくことが、未来の大きな成果へとつながります。
このページでは、就労継続支援において、より成果を上げるための「かんたん支援記録カンタン支援計画」の活用例をご紹介いたします。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、複数の福祉サービスを利用されている利用者様を登録する場合、各サービス毎に固有の利用者様 ID を持つ形となりますので、「支援記録(ケース記錄)」「個別支援計画」「アセスメントシート」等の各データは、それらの各利用者様 ID に紐づく形で保存されています。
しかし、同一利用者様の、複数サービスをまたいだ情報をまとめて確認したいケースもあると思います。そのような場合に役立つ、便利な抽出オプションを追加いたしました。
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日々、それぞれの利用者様の個別支援計画に基づいて支援を行っていく中で、支援記録 ( ケース記録 ) は蓄積されていきます。 一人ひとりの利用者様の支援には、多くの場合、複数の支援員様が関わることになりますので、一般的に支援記録には「自分以外の支援員」が行った「身に覚えのない」内容も含まれています。
こうして、多くの情報が蓄積された支援記録から、利用者様ごとの状況を読み解き、総体的に捉えることは、支援活動を行う上でとても重要なことですが、短時間で簡単に出来ることではありません。
特に、モニタリング時や、新たな個別支援計画の作成の際などには、きちんと支援内容の精査と総括を行う必要があり、そこには「隠れた課題」が潜んでいることもあるかもしれません。
TIPS : 個別支援計画の作成の際には、「生成AIによる自動作成」も選択することができます。
※ 詳細については、「個別支援計画を自動作成する際のポイント」をご参照ください。
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障害福祉事業所をはじめとする、福祉・介護の現場では、求人を出してもなかなか採用に至らない、という慢性的な「人材の不足」が問題となっており、大きな社会問題の一つともなっています。
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例えば、ある利用者様に対して「なんだか最近、出来ることが増えてきたなぁ」と感じた時に「そういえば、一年前、あるいは二年前の今頃はどんな様子だったかな?」と、過去のある期間を指定して、支援記録(ケース記録)を表示させたとします。
この時、この利用者様の「指定期間」内の支援記録が一覧表示されると同時に、この「指定期間」を含む個別支援計画がある場合には、その計画が一緒に表示されるようになりました ( 従来は常に「最新の個別支援計画」でした ) 。 これにより「当時、どのような支援計画の下で、どのような支援を提供していたのか」が、ワンストップで確認できるようになります。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、支援員の誰もが情報にすばやくアクセス、記録することに重点を置いた支援記録システムです。
ケース記録の入力は、パソコンやタブレット、スマホなどインターネットにつながっている端末で行えます。その中でも、スマホやタブレットのカメラでQRコードを読み取って入力する方法は、支援の現場にいながら、かんたんに記録ができるので便利です。送迎を担当されている職員の方や、パソコンが少し苦手な支援員の方でも、気軽に使っていただけます。
ここでは、生活介護サービスの一日を例にとって見ていきましょう。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」はケース記録(支援記録・ケア記録)をデジタルデータとして「素早く記録」して即座に「情報共有」できるようにすると共に、「記録管理の効率化」そして「情報をより良い支援に活用する」ためのシステムです。
よって、基本的には記録されたデータをいかに活用していくか、という点に重点を置いています。 でも、朝の事業所で「今日は誰が出席して、どんな支援が必要かな?」だったり、グループホームなどの場合には「今日外泊するのは誰だったっけ?」といった、「今日の予定」や「明日の予定」もこのシステム上で把握できると便利ですよね。
そこで、まだ記録のない「未来の日付」に対してでも、「出席」「昼食」、「外泊」「入院」といったチェック形式の「集計項目」をチェックするだけで、「予定」として登録できるようにしました。
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利用者様にサービスの提供を行った際には、その日のうちに記録を書くことが基本ではありますが、場合によっては当日中に時間が確保できずに、先延ばしになってしまうこともあるかもしれません。
それぞれの利用者様の支援記録(ケース記録・ケア記録)が「毎日漏れなく書かれているかどうか」を確認するために、各利用者様の記録を一覧表示して一つずつ見返してみることでも可能ですが、記録が「どの日にあって、どの日にないのか」を、ひと目で確認する方法を2つご紹介したいと思います。
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