生活介護の場合:ケース記録(支援記録・ケア記録)をQRコードを使ってすばやくかんたんに記録できます。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、支援を行う人が、常に適切な支援を行える環境を提供するために、必要な情報にすばやくアクセスし、記録できることも特長です。
ケース記録( ≒ 支援記録・サービス提供記録・経過記録 )の入力は、パソコンやタブレット、スマホなど、インターネットにつながっている様々な端末で行えます。
今回は、その中でもスマホで、支援の現場にいながら、かんたんに記録する方法として「QRコード」のスキャンによる記録法をご紹介します。 送迎を担当されている職員の方や、パソコンが少し苦手な支援員の方にも、やさしいのではないでしょうか。
ここでは、生活介護サービスの一日を例にとって見ていきましょう。
生活介護の一日の流れ
8時45分 送迎車にてご来所
職員のスマホで、朝の迎えのQRコードを読みます。「お迎え」の集計項目が登録されました。

加算についても、このようにこまめに登録しておくことで記録のモレを防ぐことができ、月初には集計項目をもとに国保連への請求用CSVデータを作成することができます。
あらかじめシステムに利用者さまの予定を入力しておくと、当日の朝に下記のようなトップページが自動で表示されます。

9時15分 朝の健康チェック
朝は、検温の結果を入力するところから一日が始まります。
利用者様ごとに登録されている記録に対して、体温・血圧・脈拍などのバイタル情報や、備考欄にも簡単なメモなどを、追記・編集するかたちで入力していきます。
(バイタル入力欄の位置を変えることも可能です。ご希望の場合は、お気軽にお問い合わせください。)

11時 入浴のサービス
体調も良好で特に拒否感もなく入浴されましたので、その情報を壁に貼ったQRコードでスマホに読み込ませて記録します。
12時 お昼ごはん
お昼ごはんの集計とあわせて、召し上がった量も、壁に貼ったQRコードをスマホで読み取るだけで簡単に記録できます。
QRコードは「利用者様ごと」や「用途ごと」に分けて複数種類をあらかじめ作成しておくと、記録がスムーズに行えます。

記憶が新しいうちに記録をするためには、より簡単に記録にアクセスできることが大切です。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、あらかじめ作成したテキストや集計項目をQRコードとして印刷し、スマホなどでその場で読み取って簡単に記録できます。
(定型文は60字以内で自由に作成可能です。)
集計項目については、QRコードを印刷してカードにしたり壁に貼ったりしておくと、事務所のパソコンまで戻らずに、その場でスマホなどから記録を済ませることができます。
ぜひ、事業所の運用に合わせた形でご活用ください。