国保連へ請求するためのデータ作成について。ケース記録記入時に集計されたデータから、請求のためのデータがかんたんに作成可能です。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、チェック形式で 出席、欠席対応や昼食や送迎等の加算を集計できます。また、これらの情報はCSVファイルとしてダウンロード可能です。
( 出所時間や退所時間の打刻は、QRコードでも行えます。)
CSVファイルはExcelやGoogleスプレッドシートなどの表計算ソフトで簡単に加工できますので、「請求用のソフトウェア」のテンプレートに合わせて変換するシートを一度作っておけば、請求処理を半自動化することも可能です。(※「請求用ソフトウェア」はお客様がご用意ください。)
TIPS : 連携しやすい請求用ソフトウェアとして、 わかるくん (条件によっては無料で利用できます!)、かんたん請求ソフトなどがあります。
国保連請求用のソフトに読み込むためのデータを、Excelなどを使って作成できます。

変換の一例です。
※具体的な変換ルールついては「請求専用のソフトウェア」のマニュアル等でご確認ください。
最初に「請求専用ソフトウェア」からテンプレートをダウンロードしておきます。そのテンプレートに合わせたデータ形式に、関数を使って変換を行います。(参考:Excelの関数)
弊社システムからCSVデータの取得をします。
集計 ▶ 集計項目 ▶ 表示対象期間で、集計すべき一ヶ月を選択し、「記録の無い日も表に含める」のチェックボックスにチェックを入れ、▶表示▶CSVダウンロードのボタンを押します。お使いのパソコンにCSVデータがダウンロードされます。
シート1に「かんたん支援記録カンタン支援計画」からダウンロードしたCSVを貼り付け、
シート2に 関数を使用して「請求専用のソフトウェア」用のデータへ変換します。
出席、欠席対応の例
「請求専用のソフトウェア」のルールが、出席が”1”、欠席対応が”欠席”、何も無い日は空欄という場合、if関数を使って必要な値を返すことができます。
=if('シート1'!D3="◯","1",if('シート1'!E3="◯","欠席",""))

送迎加算の場合
「請求専用のソフトウェア」のルールが、迎えが”1″、送りが”3″、迎えと送り両方が”2″という場合、switch関数を使って必要な値を返すことができます。
=switch('シート1'!G2&'シート1'!H2,"◯◯","2","◯-","1","-◯","3","")

※具体的な変換ルールついては「請求専用のソフトウェア」のマニュアル等でご確認ください。
このように「請求専用のソフトウェア」のルール用に変換する関数が入ったシートを一度作っておけば、請求に必要なデータをかんたんに作成することができます。
現時点では「かんたん支援記録カンタン支援計画」からは、表計算を使って請求用のデータに整えていただく必要があるのですが、全ての事業所様にとって、低コストで大きな効果を得られる部分に開発をフォーカスするためにも、現時点では請求処理部分は切り離しています。
CSVデータは汎用性の高いフォーマットですので、それぞれの目的に応じて加工して2次利用等していただければ幸いです。