かんたん支援記録カンタン支援計画 : 支援記録(ケース記録)・個別支援計画などの情報を効果的に共有活用するためのクラウド型ケース記録システム。
目次
支援記録は「資産」です。 「気づき」を集積し、「有効活用」することが「支援の質」の向上や、「業務の効率化」、そして「働きがい」にもつながります。

障害者福祉・介護福祉事業に携わる者にとって、毎日の支援記録 ( サービス提供記録・ケース記録・ケア記録 ) は「質の高い支援」を行う上でも、不可欠なものです。
ただ、日々の忙しい支援業務の中で、記録に費やす時間は、その情報を活用できなければ、「無駄」にさえ感じられてしまうものかもしれません。
一方、記録情報を費やした時間以上に、支援や業務に活用できる「環境」があれば、その「活用度」に応じたプラスの成果を創り出す「資産」となります。
そして、その資産の持つ価値は、一過性のものではありません。
現場で得た「知」は職員一人ひとりにも共有された上、日々集積されて集合知となり、現場へとフィードバックされて「カイゼン」され、その「知」がまた集積される、というサイクルを繰り返していくことで、継続的な「支援の質の向上」を事業所にもたらしてくれます。
情報が大きな役割を持つ現代では、いかに「有用な情報」を蓄積し、AI なども含め、いかに「活用しやすい環境」にあるか、ということが、「仕事の質」を担保していく上での、大切な基盤となります。
また、丁寧に充実した記録をとり、活用していくことは、利用者様のQoL向上だけではなく、支援する側の仕事に対する 「充足感・働きがい」 という、プライスレスな価値にもつながります。
IT ( 情報技術 ) 環境は激しく変化し続けていますが、福祉事業所にとって普遍的な価値である、「支援の質の向上」という、最も重要な課題に対して、どのように IT を活用し、またコストも最適化していけば良いのでしょうか?
例えば、記録などの「必要な情報」を「必要な時」にすぐ確認することができ、どのような個別支援計画のもとに、誰が、いつ、どのような支援を行っていて、「今どんな状況なのか」を、関係する支援者全員がいつでも正確に把握・共有し、意識できる環境があれば、ブレのない、精度の高い統一支援につながります。
TIPS : 利用者様の概況を、パッと把握したい時には、生成AIによる「要約とアドバイス」を活用して、支援の要点・課題点などを確認できます。

また、業務時間内の「すきま時間」を上手に無駄なく使うことができる「スマートな労働環境」は、「現場支援に使える時間」や「仕事の効率」、また「働き方の柔軟性」などにも影響を及ぼします。
そして、人は常に「情報」に基づいて行動していますので、情報の「あり方」こそが、情報の価値を決め、「行動 ( = 支援 ) の質」を決める大きな要因となります。
もし、「小さな気付き」さえも、支援員様同士で「ごく自然に共有して活用しあえる環境」があれば、「気付き」は「集合知」となって、支援チーム全体の「行動」にも相乗的な変容をもたらし、事業所を運営していく上での「大きな価値・大きなチカラ」を紡ぎ出してくれる「頼れるパートナー」となってくれるはずです。
この「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、単なる作業の効率化による「時短」だけでなく、AIも活用しながら、支援記録・個別支援計画などの「情報」を、最大限「資産」としても活用できるよう、
- 「情報」の価値を高めて、「行動」の質を高める、という「好循環」を自然に創り出す「枠組み」を
- 様々な情報を「記録」しやすく、「共有」しやすい、使い勝手のよい「ICTシステム」に組み込む
ことで、福祉事業を行う上での「一番の基礎」となる、支援の持つ「普遍的な価値」を、「情報と行動」の蓄積とともに、継続的に向上させていくための支援環境を、できる限り小さなコストで提供していくことを目的としています。
そして、支援に関わる全ての人が、「 IKIGAI 」を感じられるような、本質的な価値を大切にしています。 支援に関わる時間の「幸福度」を高めること、それが最も大切にすべき価値基準だと考えています。
ICTを活用して、「情報と行動」「記録と計画」の好循環を創り出しましょう。
支援記録の作成は毎日行うものですから「支援そのものに使える時間をより多く創出する」ためには、
- 支援記録 (ケース記録・ケア記録) の記入作業に関わる手間を減らすこと。
- 必要とする支援者が、必要な情報をすぐに閲覧・記録できる環境であること。
- 支援の精度を高めるために、過去の支援記録を情報資産として活かせる環境であること。
また、その礎となる「個別支援計画」にそって的確な支援を行っていくには、
- 支援員間で計画目標や支援実施内容の共有を、手間なく、効率的に、確実に実現すること。
- 一人ひとりが、その目標を常に意識できるようにして迷いなく「支援の方向性」をイメージできること。
- 過去の個別支援計画を、将来のより的確な個別支援計画のための有益な情報資産として活用できること。
このような支援環境が「情報 ⇔ 行動」の好循環を創り出し、並走するように「記録 ⇔ 計画」の好循環も自然に駆動していきますので、無理なく、継続的に、事業価値を高めていくことができます。
( ※ 同時にコストに関しても「無理なく、継続できる」ことが重要なポイントです。)
TIPS : 生成AIにより、蓄積された情報を解析して「個別支援計画の自動作成」も可能です。 より良い計画策定のために、こちらもお役立て頂ければ幸いです。

「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、効率化・情報共有はもちろんのこと、上記のような福祉事業の本質的な価値に直結する問題をICT (情報コミュニケーション技術) で解決するべく、システムの開発を行っています。
インストール型のソフトウェアと違い、インターネットに繋がるPC・タブレット・スマートフォンであれば、煩わしいインストールの必要も、バージョンアップの必要もなく、すぐに最新版が安全に利用できます。
そして、多くのPCにインストールされている他のアプリケーションよりも高速に起動しますので、ストレスなく記録作業に取りかかれるはずです。
また、高性能な端末ではなくとも十分に使えるので、古いPCや、安価なタブレット端末・スマートフォンでも業務用に使えます。 支援員一人に一台ずつ端末を持つことへのハードルも下がると同時に、業務のペーパーレス化にも寄与し、なおかつ端末自体の実働寿命を伸ばせるので、運営コストや、長期的な設備投資の節約にもつながります。
さて、「IT化」というキーワードで連想されるのは、国保連請求処理などの事務処理系システムではないでしょうか。これらの業務は、基本的に専用のPCを1台用意すれば行える内容です。
一方、ケース記録などの「ICT」を活用すべき記録情報は、事務処理系を主軸としたシステムと切り離し、情報資産を最大限活かすための「しなやか」で「機動力」のあるシステムで運用した方が「より良い支援」が効果的、効率的に行えるはずです。 ( ※ 国保連請求ソフトとの連携などに関しては、国保連請求タグをご参照下さい。 )

セキュリティ : 情報の安全性・保全性について

「かんたん支援記録カンタン支援計画」は、各国政府機関や金融機関などでも採用されているAWSにて、高度なセキュリティ環境の下で運用されていることに加え、以下のような対策を講じています。
まず、基本となるインターネット上を流れるデータ通信については、全て暗号化(SSL)して通信していますので、万が一、特殊な機器等を用いて通信の傍受をしたとしても内容は解読できず、傍受により情報が漏洩する事はありません。
通信に加えて、データを保存しているストレージ ( 記憶媒体 ) 自体も暗号化されていますので、万が一、AWSデータセンターにおけるストレージ盗難や、不正アクセスなどが発生したとしても、そのデータを読み取ることは不可能です。
また、お客様毎に専用のURL ( ドメイン ) にて運用するので、第三者にそのURLを教えたりしない限り、システムの存在自体を外部に知られることはありません。このURLから、それぞれの職員様ごとのIDとパスワードを用いてシステムにログインすることができるようになっています。さらに、2段階認証の設定も出来ますので、より安全性を高めることも可能です。
基本的にインターネットに繋がれば、どこからでも利用可能ですが、システムにアクセスできる条件をIPアドレスなどで制限することも可能です。
運営方針にあわせて柔軟に対応させて頂きますので、お気軽にご相談下さい。
お客様のデータ自体もそれぞれ独立したデータベースとして、外部から一切関与できない領域に保存しています。仮に、利用権を持つ内部の方がハッキング行為等でデータベースの全内容を覗き見ようと試みても、そこには普段から閲覧できる内部の情報しかありません。
また、このデータベースは一時間毎に、地理的にも多重化され、暗号化された状態でバックアップしていますので、万が一の大規模災害や、物理的なサーバの故障などにも、データ損失を最小限に抑えられるように設計されています。
料金は 【 使った分だけ 】 どんな規模の事業所にも、確かな「コスト以上」の効果を。

導入のしやすさは、機器の導入コストだけではありません。
月額利用料も、支援記録や支援計画を1件作成するごとに数円単位で課金させていただく、従量課金制です。
システムの導入に際しても、出来るところから少しずつ利用を始め、手間とコストを抑えながら、ゆっくり環境を移行していく、という進め方も可能となります。
支援記録を作成するのは、福祉サービスの利用があった時がほとんどですので、利用者様のその日の報酬額から7.4円〜9.6円を、「作業の効率化・情報の資産化のためのコスト」として充当して頂くことで、どんな規模の事業所様にとっても同様に、わずかな負担で、大きな導入効果を得られるよう、このような課金体系とさせて頂いております。 ( 報酬額に対する割合としては、サービス種別やご利用時間にもよりますが、0.1%〜0.5%程度になると思います。 )
さらに、ご利用単価は開始時の9.6円から、半年ごとの契約更新のたびに0.2円ずつ7.4円まで下がりますので、長く使っていただくほど、より高い対費用効果を感じていただけるはずです。
例えば、毎日10件の記録がある場合、1日につき10✕(7.4〜9.6)円ということになります。もちろん、利用台数に制限はありません。
福祉事業所の社会資源としての価値は、規模の大きさによって変わるものではありません。
全ての福祉事業従事者様が、資本力に関わらず同様の高品質なサービスを低コストで享受できる、ということ。
それは「全ての利用者様が、より良い支援を受けられる機会」の平等化へと繋がり、「より多様性を認め合える、よりインクルーシブな社会」へと歩みを進めていくために、私達が貢献できることの一つだと考えています。

クラウドサービスなのに、使い方に合わせて柔軟にカスタマイズ可能。
実際にご試用している中で「〇〇の入力欄は無いの?」とか「こういう機能があったら便利なのに」とか「この部分の表示の仕方が好きじゃない」などのご意見・ご要望が出てくるかと思います。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」はそれぞれの使い方や運用方針に合わせて、柔軟にカスタマイズすることが可能ですので、ご試用中の「こうだったらいいのに…」「こうだったら使いやすいのに…」は、ご相談頂ければ多くの場合、解決できるはずです。
まずは、実際に1ヶ月間、使ってみてください。
中規模・小規模の事業者様に低価格で気軽にご利用いただけるのはもちろんですが、定員数が数百人規模の大きな事業所様でも、サービス種別やグループごとに関係職員を設定でき、それぞれの支援者様が必要とする情報を効率的に管理・把握できるように設計してあります。
まずは、お気軽にご試用して頂き、導入効果を実感してみて下さい。( 1ヶ月の無料試用期間終了後も、ご契約の期限日までさらに42日間ありますので、実質2ヶ月間以上ご試用頂けます。)
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