記事リスト : 情報共有
福祉支援の現場では、事務作業にじっくり時間を割くのが難しいことも多いかと思います。
そんな中で、それぞれの支援員が記録を作成し、支援内容をお互いに確認しながら、支援の方向性に一貫性を持たせていくのは、簡単なことではありません。それなりの努力と工夫が求められます。
この課題を解決するには、ちょっとした隙間時間に少しずつ記録を追記 したり、その内容を関係者と共有したりできる環境を整える ことが大切です。 そして実際には、そうした作業にかかる時間は、都度都度ならごく短いもので済むはずです。
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支援記録 ( サービス提供記録・ケース記録・ケア記録 ) や個別支援計画に限らず、文書の作成には Word を利用している事業所は少なくないようです。また、表形式で Excel を用いて記録している事業所も多いのではないでしょうか。
確かに文書の作成には Word が、一覧表の作成には Excel が、定番で使いやすいツールなのですが、支援記録や個別支援計画においては、時間をかけて書いた「記録データ」を、どれだけ「活かす」ことができるのか 、という点も重要で、これによって「支援の質」や「支援に使える時間」、「記録にかけた時間の価値」は大きく変わってきます。
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スマホやタブレットで(もちろんパソコンでも) 支援員同士かんたんに情報共有を!
ケア会議や事業所全体に関わる打ち合わせの内容など、職員間で共有するべき情報は多岐にわたります。が、紙面の回覧では時間がかかったり、職員同士の時間が合わせづらかったり、共有自体が手間だったり と、意外とスムーズにいかないこと、ありませんか?
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、ユーザー登録にて、「引き継ぎ」や「業務日報」などを記入しておくための「記録対象ユーザ」を登録 することも可能です。そこに事業所全体での共有が必要な情報(伝達事項や会議録など)を記入しておき、支援員間で情報を即時共有していく 、という使い方もできます。
そして、その情報の確認は、各支援員の「都合の良いタイミング 」で「非同期 」に行うことができます。
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支援記録は「資産」です。 「気づき」を集積しやすく、「共有活用」しやすい環境が、「支援の質」の向上や、「業務の効率化」、そして「働きがい」を創り出す土台となります。
障害者福祉・介護福祉事業に携わる者にとって、毎日の支援記録 ( サービス提供記録・ケース記録・ケア記録 ) は「質の高い支援 」を行う上でも、不可欠なものです。
ただ、日々の忙しい支援業務の中で、記録に費やす「時間 」は、その情報を活用できなければ、「無駄」にさえ感じられてしまうものかもしれません。
一方、記録情報を費やした時間以上 に、支援や業務に活用できる「環境 」があれば、その「活用度」に応じたプラスの成果を創り出す「資産 」となります。
そして、その資産 の持つ価値は、一過性のものではありません。
現場で得た「知」は職員一人ひとりにも共有された上、日々集積されて集合知 となり、現場へとフィードバックされて「カイゼン」され、その「知」がまた集積される、というサイクルを繰り返していくことで、継続的な「支援の質の向上 」を事業所にもたらしてくれます。
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