Microsoft Word / Excel を使って支援記録(ケース記録)や個別支援計画を作成すると、データの活用が難しくありませんか?
支援記録(ケース記録・ケア記録)や個別支援計画に限らず、文書の作成には Word を利用している事業所は少なくないようです。また、表形式で Excel を用いて記録している事業所も多いのではないでしょうか。
確かに文書の作成には Word が、一覧表の作成には Excel が、定番で使いやすいツールなのですが、支援記録や個別支援計画においては、その記録データとしてどれだけ「活かす」ことができるのか、という点も重要で、これによって支援の質や、支援に使える時間が大きく変わってくるはずです。
Word で記録した場合、印刷したり、文書の保管をしておくには都合が良いのですが、書いた内容をその後も「活かしていく」ことにはあまり向いていません。
それに、ケース記録データを保存する際には、フォルダの階層が深くなってしまったり、フォルダ数が多くなってしまったりしがちです。これでは目的のファイルに行き着くまでにも時間がかかってしまいます。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」の場合、それぞれの入力項目が意味を持ったデータとして扱われるため、「利用者様ごと」「記録者様ごと」「期間ごと」「キーワードごと」といった様々な条件を設定して、簡単に柔軟かつ横断的に検索でき、さらにその抽出結果に対して、生成AIによる解析も可能です。
TIPS : Word / Excel などとは違い「素早く起動して、すぐに確認できる」という点も大きなメリットです。 「少し手間がかかるだけで、見なくなってしまう」という経験、ありませんか?
さらに、ハッシュタグ機能を使うことで、「ひとつの記録」を「複数のタグ(分類)」に関連付けすることも出来ますので、何度も同じことを書くことなく、無駄のない記録の記入・管理が容易に可能となります。
いつ、誰が、「どのような状態にあったのか。」「どの支援員がどんな支援を行ったのか。」などのデータは記録・蓄積された後、知りたいと思った時に、知りたいと思った支援員が、素早く効果的に目的の内容を知ることができることが現場での優れた支援に繋がるはずです。
支援にとって有益な情報であるはずの「支援記録」。 日々の業務の中で「記録すること」自体が目的になってしまうと、「記録の価値」が大きく失われてしまうことになりかねません。
個別支援計画との連動で、統一支援の方向性を明確に
また、支援記録とあわせて、個別支援計画やアセスメントシート等の作成・管理もできます。 これらの情報との効果的な連携により、「PDCAサイクル」を自然に上手に回すことができるようになりますので、支援の質も自ずと向上していきます。そして、各情報は自然に共有されますので、ブレのない「統一支援」にも貢献します。
支援関連情報を「より役立てられる枠組み」で運用して、「より良い支援」を実現するために、「かんたん支援記録カンタン支援計画」をお役立て頂ければ幸いです。