記事リスト : 情報共有
「記録を資産」として活用し、福祉サービスの本質的価値を、持続的に高めていくための「基盤」は、すばやく安価に「かんたん支援記録カンタン支援計画」で構築できますが、その基盤の上で「どのように書くべきか」という「ケース記録の書き方」を学ぶことも重要です。
この記事では、書き方の参考となる文献を紐解いていきたいと思います。
前回は、記録というものについて書かれている著書、『相談援助職の記録の書き方-短時間で適切な内容を表現するテクニック』から、ケース記録の目的や歴史的な背景について要約しました。
今回は、その続きとして、支援者がどんな視座でケース記録を記入していくべきかということと、ケース記録に盛り込むべきポイントについての要約です。
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現在、世界中で猛威をふるっている「新型コロナウイルス」。日本でもたくさんの方が感染し、福祉従事者の身にも降り掛かってきています。
このウイルスの特徴から、感染しやすい条件をさけるためには、「3つの密」を避けることが重要といわれているのは、皆様ご存知のとおりです。
現在、電話やテレビ会議システムなどによる「テレワーク支援 ( 弊社の場合の例 ) 」でも、場合によっては「出席」と認定される状況ではありますが、基本的に福祉業界は、濃厚接触せざるを得ない場面が多く、ソーシャルディスタンス(人との物理的距離)を保つことが難しいという側面があります。
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「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、利用者様のご家族や相談支援専門員、グループホームの世話人様など、事業所の支援員以外の外部関係者に対して、特定の利用者様の支援記録(ケース記録)を閲覧し、コメントできる機能を備えています。
基本的には、特定利用者様のすべての記録を閲覧可能にする機能なのですが、場合によっては、必要な記録だけを表示させた方が、効率よく伝えるべきことを伝えられる、というケースがあると思います。
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かんたん支援記録かんたん支援計画を、日常フル活用しております。
事業所にて必要不可欠な「ひやりはっと報告書」「事故報告書」「苦情対応記録」および「再発防止策」等。今までは印刷した所定の書式に手書きしておりました。(テキスト直接入力をすると、エクセルは印刷時微調整が必要で、ワードは表が作りにくかった・・・しかも紙ベースの回覧では急ぎの支援員周知が遅滞したり・・・)。
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ひとり一人の利用者様に対して、個別支援計画で立てた目標を常に意識しながらケース記録(支援記録・ケア記録)を取っていく事の重要性は、分かっていてもなかなか難しいことですよね。
「かんたん支援記録カンタン支援計画」では、個別支援計画の内容に 「#〇〇〇〇〇〇」というような書式で「計画キーワード」を設定しておくことで、ケース記録を記入する際にワンクリックで追加できる「計画キーワードボタン」として表示されるようになりますので、目的意識をもってケース記録を書けるようになります。(キーワードは16文字以内で設定ください。)
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支援計画は3か月毎や6カ月毎で、評価見直しがサービス事業所の義務になっております。
ご本人の真のニーズをくみ取らせていただき、沿った支援計画を立てる事が本来となります。が、実際はどうでしょうか・・・という所です。
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わたしの事業所では、毎朝伝達のためのミーティングが行われます。
ここで、それぞれの担当から各利用者さんの特記事項について伝達があります。
書記担当のわたしはその会議の内容を「メモID」という会議録用に用意したアカウントに入力していきます。
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利用者さんが帰宅してから必死で事務所にこもってケース記録を書いてたことがなくなり、残業が減って定時に帰宅できるようになりました。夕方記録するまで記憶しておかなきゃと頭を使う思うことがなくなった(現場こなしてると、次々といろいろなことが起こって、実際忘れてしまうんですよね)。 続きを読む
事業所内の会議において、印刷物をなくしました。今までは、会議ごとに人数分のレジメにはじまり、支援記録や支援計画、とにかく印刷物が多かったです。しかも、会議終了後は個人情報流出を防ぐために大量の印刷物をシュレッダーにかけて破棄していました。 続きを読む
例えば、こんなケースにご活用頂けます。
放課後等デイサービスなどの場合、事業所に預けている我が子が、日々どんな生活を送っているのか、親御さんなら気になると思います。実際には、支援員と保護者間での連絡手段としてノート等を用いて情報共有を行っているケースも少ないくないのではないでしょうか。
あるいは、グループホームなどで、支援内容や生活の様子などを日中活動先と情報共有したい、というようなニーズや、相談支援専門員と記録情報を共有したい!というケースもあるかと思います。
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